お客様の悩み
カラーの色落ちが早い
カラーはどのぐらい持つの
表面と中で色が違う
目次
色落ちを早める行動
カラー別の色落ち期間
なぜ色の落ち方が違うのか
この記事を書いている私が実際にお客様に説明している内容です。
今のカラーの仕組みについて
最初に知っておいて欲しいことは最近のカラー剤は透明感のあるカラーを作るために色落ちが早い作りになっています。
理由は、透明感があるカラーは明るさがないとできません。
レベルスケール
![](https://hirokinishikawa.com/wp-content/uploads/2021/06/48D71AB4-80B0-4BB8-BDFE-A9C45B8D6225-768x1024.jpeg)
8レベルのカラーを作るときただ8レベルになるわけではなく一度10レベルぐらいまで明るくして8レベルの明るさになる。
これがカラーの原理です。
でも、最近のカラー剤は従来のカラー剤よりも1〜1.5レベルぐらい明るくなる仕組みになってます。
なので1ヶ月後には明るくなっている仕組みなのです。
これを踏まえて色を持たすポイントを解説します。
色落ちを早める行動
シャンプーの洗浄力
シャンプーのブログ
シャンプーのブログでも解説したようにシャンプーには界面活性剤が入っていてその種類によって洗浄力が変わってきます。
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムなどは洗浄力が高くなるのでカラーの色持ちをさせたい方は避けてください。
逆に早く明るくしたい方は洗浄力の強いシャンプーを使うと早く色落ちするので思ったより暗くなった方はそんな方法もあります。
でも、ダメージは出ますので理解しておいてください。
乾かす
お風呂から上がって髪を乾かさないと色落ちは早いです。
濡れいる時は、髪の毛がすごく繊細な状態です。
キューティクルが開いている状態なので色落ちも早くなり栄養も抜けてしまいパサつきの原因になります。
少しでも色持ちさせたい方はお風呂から上がってすぐに髪を乾かしてください。
コテの温度
コテの温度が高いと色落ちが早くなります。
動画
出来るだけ低めの温度がオススメです。
カールアイロン150度以下
ストレートアイロン160度以下
がオススメです。
特に寒色系カラーは、熱に弱いので可能な限り温度は下げてください。
カラー別色持ち期間
写真
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ブラウンを使ったカラー(表面の髪)
1ヶ月半〜2ヶ月ぐらい
(染める前の明るさにもよります)
ブラウンを使ったからは透明感が出ないカラーで深みのある大人なカラーといった感じです。
写真
![](https://hirokinishikawa.com/wp-content/uploads/2021/06/37474018-298A-4082-AB2A-50DE6E064DE5-1024x1024.jpeg)
透明感カラー
1ヶ月ぐらい
元々の明るさが明るいところから濃い色を使ってカラーをするので光に透けたりすると透明感が感じられます。
ブラウンを使わないので色の落ちは早いです。
写真
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![](https://hirokinishikawa.com/wp-content/uploads/2021/06/66B78BC1-16E0-40D8-916A-C01324B4E61E-768x1024.jpeg)
ブリーチを使ったカラー
2〜3週間ぐらい(色によってはもっと早く落ちる可能性がある)
ブリーチを使ったカラーは好きな色ができる一方で色の落ちはすごく早いです。
濃い色を入れると次のカラーに支障が出てしまうので短い期間でいろんな色を楽しんでください。
なぜ色の落ち方が違うのか
表面が明るくて中が暗いみたいな経験ないですか?
これは紫外線が原因です。
髪を下ろしていると表面が日にあたり中はあまり日に当たりません。
髪の毛は日に当たり続けるとやけてしまうので色の落ちが早くなります。
なので表面ばかり明るくなりやすいのです。
対策としては
帽子をかぶる
UVスプレーをふる
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UVスプレーはSPFが書かれたものを使ってください
オイルをつけても日焼け止め防止にならないので気をつけてください。
逆にオイルだけつけると種類によってはダメージの原因になります。
まとめ
最近のカラーは透明感を出すために色が落ちやすい仕組みになっています。
透明感を求めないのであればブラウンを混ぜてもらってカラーをすると色の持ちが良くなります。
透明感を求める場合は色落ちの早さは仕方ないの少しでも持つようにシャンプーなど出来るところから改善してやってみてください。
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